ダナキルツアー手配編〜費用・交渉方法〜【エチオピア】


前回簡単に見どころをお伝えしたダナキルツアー。今回はそんな魅力たっぷりダナキルツアーの手配編です。


私は事前調べの結果、日本人がよく使っているETT(Ethio Travel and Tours)で手配しようと決めました。

http://www.ethiotravelandtours.com/


もう一つドイツ人オーナーの有名なツアー会社があるって情報も出てきたけどなんかオーナーが変わったとかでよくわからなかったので深く考えずETTを選びました。口コミ良さそうだったしね。


結論から言うと、ETTのツアー内容は非常に良くてかなりおすすめです。ただ予約段階で私は一悶着あったので、これから行かれる方はご参考にどうぞ。


まず予約方法ですが、事前に旅人たちのブログを読み漁ると①メールで事前交渉派、②現地のオフィスで交渉派の2パターンに分かれることがわかりました。


私は出来るだけ安く参加したい思いが強かったので②の現地オフィスで直接交渉頑張ろうと思っていた。安易やけど直接の方が値切れそうやん?(ほんまに安易)

事前調べではだいたい平均USD350くらいでみんな参加できてるかなって感じだったので、私の目標はUSD300。最悪USD350で手を打とうという目線でした。


ただ直前によくよく調べていると事前予約すればETTが空港まで無料送迎してくれるとの情報を発見。

これめっちゃお得じゃね??とまーじで安易な私は、エチオピア入り前日になって慌ててETTにメールを入れた。


私「○月○日発のダナキルツアーに参加を検討している。フライトは○月○日○時にメケレ着のフライトナンバー○なのでもし良ければ迎えに来て欲しい。」


メケレとはダナキルツアーの起点になる街だ。エチオピアの首都アディスアベバから1時間半程のフライトで到着する。私のフライトはアディス乗り継ぎの4時間弱トランジット、メケレ着だった。


しばらくすると返信が来た。

ETT「ありがとう。迎えには行けるけどアディスに到着する便名と時間を教えて。」


ん?アディス到着の便名がなんで必要なんや??まさかアディスで交渉するんか?いやトランジット時間そんな長くないしわざわざオフィス行って交渉してる時間なんてないぞ。


私「○時にアディスに着いて○時にアディス発で○時に最終目的地のメケレ着。でもアディスで迎えは要らないよ。メケレに着いてからお願い。」


ETT「アディスのオフィスで支払いする決まりなんだ。アディスの空港まで迎えにいくからよろしく。」


私「乗り継ぎ時間4時間弱だけどオフィス往復して飛行機間に合うの?」


ETT「そんだけ時間あれば十分よ。」


ほんまに…?国内線って私の常識では1時間前には空港に着いてるイメージなんやけど。ざっと計算して、飛行機着陸→荷物受け取りして空港出るのに30分、空港→オフィス30分、交渉30分、オフィス→空港30分でスムーズにいけば間に合うか。。。でも…なんか不安すぎる。。。どうすることも出来ひんし仕方ないか。。。


私「わかった。よろしくね。」



そんなこんなで前日に急遽ETTにアポ取りw




〜当日〜


予定通り着陸から3、40分程で空港脱出。(アライバルビザもそんなに混んでなくて15分くらいで無事ゲット。)


出口のところに私の名前を書いたプレート持った男の人が立ってる。おおお!!ちゃんと時間通り迎えにきてくれたか!!!これなら次のフライトも間に合いそうやな〜と思いつつ男性について行くと、空港ロビーにあるブースで待つように指示されその男性はそのままどこかへ消えっていった。


あー、街中のオフィスまで行くんじゃなくて空港内オフィスで完結できる感じか!良かった〜。早く担当の人こんかな〜とか思いながら待つ。待つ。待つ。…待つこと1時間半。まじで忘れられてるんちゃうかと何回も思ったけどひたすら待ち続けたよ…。

さっきの男性が来て「お待たせ〜。迎えのドライバーが来たからここ出て階段のところ行ってきて〜。」と言ってくる。


既に飛行機着陸から2時間経っている。私の常識的にいくと、こっから街中のオフィスで交渉してあと1時間後には空港に戻ってないといけない。間に合うん、これ?


とりあえず急いで指示されたところにいくとドライバーがいた。時間の無さにめちゃくちゃ焦ってはいたが一応、ETTのドライバーだと証明できるものは持ってるかどうかドライバーに聞いた。まぁ持ってなかった。(笑)これでもし誘拐犯やったら飛行機乗れないどころか殺されるかもしれんやんと思いつつ、まぁ乗りました。


ドライバーにフライトスケジュールを伝えて確認すると、間に合うよの一点張り。心配しても仕方ないのでETTに身を委ねることにw

道がなかなか混んでてETTオフィスまで30分くらいかかった。


〜フライトまで1時間半〜


オフィスに到着。ブースは3、4個あった。が、

全て埋まっている。

待つこと約10分。私がメールをやり取りした女性担当者のブースが空き、交渉スタート!!!


ETT「SAKI、メールありがとう。じゃあUSD400ね〜。


!?!?!?!?

いきなり当たり前のように金額提示?スケジュール確認とかないの?しかも値段高いし。


私「いや待って高すぎる。USD300でしょう。


ETT「何言ってんの?昨日あなたに送ったメールに金額書いたファイル添付してたでしょう。」


私「何それ!!そんなの見てない(←本当に見てなかった)!!ツアーの料金はUSD300でしょう。知ってるよ。」


ETT「それは昔の話よ。今は入場料が値上がりしてるからUSD400なの。」


私「いやいや高すぎるよ。せめてUSD350にして。お願い!!」


ETT「無理。USD400よ。ていうかあなたもう時間ないよ。飛行機乗るんでしょう。


こいつうううう、時間のない私を焦らす作戦か。


私「そうやけど。。。USD350にしてよー。お願い。」


ETT「無理と言ったら無理。現金USD400ね。」

そしてUSD400と書かれた領収書を印刷する姉ちゃん。。。


私「・・・・・・。」


見事なまでの敗北。

私の完敗である。


ということで時間もないので私はUSD400支払いました。


ちなみに同時期にツアー参加していた人たちに聞くとUSD350勢がほとんどで1人だけUSD300の人がいました。彼は事前にメールで交渉して普通にUSD300になったそう。そしてUSD400も払ってるのも私だけやったwwwwなんなんこれwww



あと担当の姉ちゃんが言ってた金額が書いてあるファイルですが、交渉後メールを改めて確認すると確かに送られてきてました。でもメール本文にファイルが添付されてることとかツアーの内容とか費用とか一切書いてなかったから全然気づかんかったんよ。。。悔しい。フライトと迎えの云々だけやと思ってた。



そして肝心のツアー日程ですが、昔は2泊3日コースと3泊4日コースがあったようですが2019年12月時点では2泊3日コースに一本化されていました。



ETTダナキルツアー申込まとめ(2019年12月現在)

①ツアー日程は2泊3日

②費用はUSD350が主流でUSD300〜400程

③事前に値段交渉までメールで済ませて空港まで送迎してもらうのがおすすめ

④支払いは基本アディスのオフィスのみ



皆さん添付ファイルの有無には気をつけてメールのやり取りしてくださいw


ただ、実際ツアー中にダナキル砂漠への入場料が急激に上がってるんやなって分かる出来事があったので、もしかすると本当に日々ツアー料金は値上がりしていってるのかもしれません。あくまで参考にお願いします。




次回はツアーのレポいきます!!!

See you again!